トレードにおけるロスカットについて
株や為替(FX)、貴金属や商品先物の売買をトレードといいます。
トレードにおけるロスカットとは?
トレードにおけるロスカットとは、損失を先送りせず、反対売買で損失を確定させる行為です。
ロスカットと言えば聞こえはいいのですが、「損切り」ともいいます。
「損切り 」と聞くと、株やFX、貴金属や商品先物など、トレードをしている人には、心にグサッとくる、聞きたくない言葉だと思います。
しかし、この「ロスカット=損切り」こそトレードに於いて最も重要なことだと思っています。
もし道に迷ったかなと思ったら、直ぐに引き返して、地図やコンパスやスマホで正しいルートへ修正する必要があります。
迷ったかも知れないと思いながらそのまま進んで、本当に迷っていたら遭難します。
最悪の場合、遭難死ということにもなりかねません。
トレードも同じです。
あれっ、なんか変だな? なんだかおかしいな? と 思ったら 取りあえずロスカットです。
ここから上がると思って買ったのに、意に反して下がり始めると、どうしても原因を探し始めます。
しかし、原因が解った時には、すでに手遅れ、という事態になりかねません。
あれっ、なんか変だな?
と思ったら、まずロスカットです。
ポジションをリセットしてスタート時点に戻って、ゆっくり原因を探せば良いのです。
ここ最近は、FXの自動売買に夢中でご無沙汰になっていますが、時々株の裁量売買をします。
利確するときは、その時の値動きや勢いや雰囲気など、かなり曖昧です。
しかし、ロスカットのポイントは、ポジションを持つときから決めています。
上値抵抗線や下値抵抗線だったり値幅だったりと、その時々によってまちまちですが、こうなったらロスカットする と 決めてからポジションを持つことにしています。
多くの含み損を抱えて‥‥‥
明日こそ上がれ、頼むから上がってくれ!!!
明日こそ下がれ、頼むから下がってくれ!!!
毎日毎日、天を仰いで神頼み?
そんなトレードスタイルだけは避けたい と 思っています。