親友の死
この時期によく来る、「喪中につき新年のご挨拶を控えさせていただきます」
と言う葉書が来ました。
1951年生まれの私(69歳)には、年末になると2~3年に一度来る、あまり嬉しくない
葉書です。これからは2~3年に一度ではなく、毎年のように来るかもです。
50年来の友の訃報が本日届きました。
亡くなったのは6月と書かれていました。
享年69歳、私と同じ歳です。
早速ご家族に電話しました。
病院で亡くなったそうです。
ここ1~2年は入退院の繰り返しだったそうです。
亡くなる前も、ひと月ほど前から入院していたそうです。
新型コロナのせいで、面会も思うよう出来ず、
病院が遠かったため、死に目にも立ち会えなかったそうです。
葬儀も身内だけで質素とのこと、明るい性格で友達も沢山いた彼にとって
本人も寂しかっただろうし、ご家族もさぞ悔しく歯がゆい思いを
されたことと思います。
私が上京したての頃に、狭いアパートの一室で数年、男3人で同居してました。
その中の一人が彼です。
若いお金のないころの、楽しい思い出が沢山有ります。
3人でお金を出し合って、安いお酒を買って来て部屋で飲んだり‥‥‥
時には、おごったりおごられたり‥‥‥
誰かにアルバイトの給料が入ると安い居酒屋で豪遊?したり‥‥‥
養老の滝や安い駅前の中華料理店などなど‥‥‥
「死は誰にも公平に訪れる」なんて言われることもあるが、
80歳90歳100歳まで生きる人が沢山いる。
天命とは言え、69歳は不公平で早すぎる。
唯々、残念の一言で、安らかな冥福を願うばかりです。
そろそろ俺にも終活の時期が来たようだ。