お金のお話.2
最近FXの自動売買というものを始めました。
FXって何? と 思われる方も多いとおもいます。
私もそう、その一人です。何も知らずに始めてみました。
ざっくり言って各国の通貨を売り買いする と いうことかな? くらいの知識しかありませんでした。
そんな私がどうして?
以前から、たまに株の裁量売買をして来ました。
そして、今回始めたのが、FXの自動売買です。
「裁量売買」については、昨日簡単に書きました。
裁量売買の反対が「自動売買」です。
株に限らず、商品先物でもFXでも「裁量売買」と「自動売買」の考え方は同じです。
自動売買とは、自分では何もしない、買うのも売るのも決済するのも、
全てコンピューター任せで、売買を行う取引のことです。
コンピューター任せと書きましたが、実際に行うのは、自動売買のために開発されたソフトです。
コンピューター ソフトには、本能や感情がありません。
「100万円で買った株が110万円になったら売る」とプログラミングされていれば110万円になった瞬間即座に売り注文を出します。
明日はもっと上がって120万円になるかもしれないからもう1日様子を見よう なんて
一切考えません。
101万102万103万とじわじわ上げ始めた時も、明日は下がって利益どころかマイナスになってしまうかもしれないから、ここで売って利益を確定しよう などとも一切考えません。
また「100万円で買った株が95万円になったら売る」とプログラミングされていれば
95万円になった瞬間即座に、容赦なく損切りの売り注文を出します。
明日は上がってまた元の100万円に戻るかもしれないからもう1日様子を見よう なんて 一切考えません。
100万円で買って110万円で利確し
100万円で買って95万円で損切り
これをコンピューター ソフトは、本能や感情がないので確実に実行します。
一方人間は、買う時は100万で買って110万で利確し、万一下がったら95万で損切りしようと決めて買ったにもかかわらず
100万円で買って101万~103万くらいですぐに利確し
100万円で買って95万円になっても損切りできず、90万80万円になっても損切りできず、もっと下がっても持ち続ける
人間には、本能と感情がある。
コンピューター ソフトには、本能も感情もない。